CSVデータの使い勝手を向上させる - 自作ＥＡでシストレ!

MQL製作の時にも意外と活用できるExcelですが、表計算やグラフを作るなどビジネスソフトとして使う事が出来ても、意外にもCSV形式で、かつMQLで使う為のデータ編集となると途端にハードルが高くなります(>_<)

ワタシの場合は、前回の記事の通り指標DBを作ってEAに活用したいというシナリオがあったのですが、欲しいデータと不要なデータが一列に混在してしまっていました。
どう不要なデータを排除するか・・・　あなたならどうしますか？

手作業でコツコツと削除すると答えたあなたは、ある意味プログラミングに向いているかもしれませんが、膨大な行を手作業で修正するのは非効率的です( ；´Д｀)

そんな時にメチャクチャ簡単な方法がExcelに搭載されているという情報を、きゃさりんさんからナント資料付きで戴き、いつもいつも幅の狭いワタシのスキルをフォローしてくれる、きゃさりんさんに深く感謝すると共に、改めてExcelの完成度に驚かされました(ﾉ´∀｀*)

方法は簡単3ステップ!

1. 編集したい列をクリックして列を全選択します。
   
   
   まず使用したいけど不要なデータが混在していて困っている列を全選択します。
   複数行の処理は難しいので1列毎に行います。（例：A列を全選択）



2. 区切り位置の調整
   
   Excelの画面上部「データ（D)」から「区切り位置（E)」をクリックします。
   するとウィザードが表示されますので、「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ（W)」を選択して、次へボタンをクリックします。
   
   すると、次の画面ではプレビュー画面が表示されます。この画面で表示される縦矢印はスライドさせれますので、切り離したいデータの先頭（逆にいうと、使いたいデータの最後の部分）に縦矢印をスライドさせ、次へボタンを押します。
   
   そして次の画面が表示されますが、完了ボタンを押します。するとウィザードが終了すると共にExcelが「コピーまたは移動先のセルの内容を置き換えますか？」と聞いてくる場合がありますが、OKボタンを押して完了です。



3. 不要なデータ列の削除などの後処理
   
   ステップ2で実行した不要データの列移動など、CSVファイル内に不要なデータが存在する場合はキレイに削除します。

たったこれだけの作業で、膨大な量のデータを効率よく編集出来ちゃいます!
なお上記方法はExcel2003でやっています。他のバージョンでも大体同様な事が出来るはずですが、ワタシはOffice2003以外持っていないので他のバージョンでのボタン位置などはわかりません(；´∀｀)